「ふるさと納税を始めたいけれど、どのサイトを選べばいいの?」
楽天ふるさと納税、ふるなび、ふるさとチョイス。名前は聞いたことがあっても、それぞれの違いを説明できる方は意外と少ないのではないでしょうか。
どのサイトから寄附しても、ふるさと納税の税控除の仕組みは同じです。しかし、掲載されている返礼品や支払い方法、便利なサービスには違いがあります。
今回は、ふるさと納税業界で働く筆者が、代表的な3サイトの特徴と選び方を初心者向けに解説します。
3つのふるさと納税サイトを比較!
まずは、それぞれの特徴を簡単に整理してみましょう。
| サイト | 主な特徴 | おすすめしたい人 |
|---|---|---|
| ふるなび | 旅行・体験関連のサービス、独自の決済サービス | 旅行好き、サービスを使い分けたい方 |
| ふるさとチョイス | 豊富な決済方法、地域支援や現地利用型のサービス | 寄附の使い道や支払い方法を重視する方 |
| 楽天ふるさと納税 | 楽天市場に近い操作感、楽天IDの利用 | 普段から楽天市場を利用する方 |
この表だけを見ると、どれか一つが圧倒的に優れているわけではありません。重要なのは、自分が何を重視してふるさと納税を利用するかという点です。
2025年10月にポイント制度が廃止に
サイトを比較する前に、知っておきたい制度変更があります。
2025年10月1日から、ふるさと納税の寄附に伴い、ポータルサイトが独自にポイントなどを付与する仕組みが原則として禁止されました。なお、通常のクレジットカード決済に伴うポイント付与などは、別の扱いとなります。
以前は、楽天市場のお買い物マラソンなどを活用して、多くのポイントを獲得する方法が人気でした。しかし現在、楽天ふるさと納税の寄附は通常ポイントやSPU、買い回りキャンペーンの対象外です。

一方、クレジットカード会社から通常のカード決済に伴って付与されるポイントは、別の扱いとなります。また、ふるなびマネーのチャージ増量など、各サービスの仕組みに応じた特典もあります。ただし、寄附へのポイント付与とは異なる仕組みであり、利用条件の確認が必要です。
つまり、ポイント制度が変わったからといって、すべてのサイトの利用条件が同じになったわけではありません。2026年のサイト選びでは、使いやすさとサービス内容を比較することが大切です。
ふるなび|旅行や体験を楽しみたい方向け
ふるなびは、食品や日用品、家電などの返礼品に加え、旅行・体験関連のサービスにも注目したいポータルサイトです。その代表的なサービスの一つが「ふるなびトラベル」です。旅行したい地域の自治体に寄附すると、寄附金額の30%相当の「ふるなびトラベルポイント」を返礼品として受け取ることができます。
例えば、10,000円の寄附で3,000ポイント、50,000円の寄附で15,000ポイントを、返礼品として受け取ることがで、対象地域の提携ホテルや旅館、飲食店、体験施設などで利用できます。
旅行先の自治体を選んで寄附し、対象となる宿泊施設や飲食店などでポイントを利用できるのが特徴です。ただし、利用できる施設やサービスには条件があるため、寄附前に対象施設を確認しましょう。
※ふるなびトラベル公式サイトへ移動します
また、ふるなびでは独自の決済サービス「ふるなびマネー」を提供しています。チャージ増量キャンペーンが実施される場合もありますが、対象となる決済方法や利用先、適用条件などは公式サイトで確認しましょう。

※ふるなびマネー公式サイトへ移動します
こんな方におすすめ
- 旅行や宿泊、体験型の返礼品を探したい
- 独自サービスやキャンペーンを比較して利用したい
- 食品以外の返礼品にも興味がある
ふるなびWEEKにも注目!
ふるなびでは「ふるなびWEEK」と呼ばれる返礼品特集が開催されることがあります。
食品や日用品、季節のフルーツなど、さまざまなジャンルの返礼品を探す際に便利です。
※特集掲載商品が必ずしも通常より低い寄附金額で申し込めるとは限りません。開催期間や掲載条件をご確認ください。
ふるさとチョイス|返礼品数と決済方法が豊富
ふるさとチョイスは、全国の多くの自治体や返礼品を取り扱う、ふるさと納税の老舗ポータルサイトです。
クレジットカードだけでなく、PayPay、d払い、Amazon Pay、楽天ペイなど、さまざまな決済手段に対応しています。ただし、利用できる方法は自治体や返礼品によって異なります。
また、ふるさとチョイスには「チョイスPay」という電子決済サービスがあります。
一般的な「〇〇Pay」は現金などをチャージして利用しますが、チョイスPayは、まず対象自治体にふるさと納税で寄附を行い、その返礼品として電子ポイントを受け取る仕組みです。

例えば、10,000円の寄附で3,000ポイントを返礼品として受け取り、対応する自治体では、対象店舗での食事や買い物などに利用できます。また、対象の返礼品と後から交換できる場合もあります。利用方法は自治体によって異なるため、寄附前に確認しましょう。
なお、チョイスPayは寄附に対する追加のポイント還元ではなく、ポイントそのものが返礼品です。利用できる店舗や返礼品、サービスの対応状況は自治体によって異なります。
寄附金の使い道や地域の取り組みを調べながら、応援したい自治体を探す楽しみ方もあります。
※ふるさとチョイス公式サイトへ移動します
こんな方におすすめ
- 普段使っている決済方法で寄附したい
- 応援したい自治体や寄附金の使い道から探したい
- 旅行先などで利用できる地域限定のサービスに興味がある
「チョイス限定」の返礼品もチェック!
ふるさとチョイスで返礼品を探す際には、「チョイス限定」と表示された商品にも注目してみましょう。
ポータルサイトによって掲載される返礼品は異なるため、欲しい商品が他のサイトでは見つからない場合もあります。
※「限定」の対象や条件は、各返礼品ページの案内をご確認ください。
楽天ふるさと納税|楽天市場を使い慣れている方に
楽天ふるさと納税の大きな魅力は、楽天市場に近い操作感です。楽天IDを使って寄附でき、普段の買い物と同じように返礼品を検索したり、レビューを参考にしたりできます。楽天市場を日常的に利用している方なら、初めてのふるさと納税でも操作に迷いにくいでしょう。
ただし、2025年10月以降は、楽天市場の通常ポイント、SPU、買い回りキャンペーンによるポイント付与の対象外となっています。楽天カードによる決済ポイントと、楽天市場側のポイント付与は区別して考える必要があります。
なお、保有している楽天ポイントを寄附の支払いに利用することも可能です。楽天IDを利用でき、普段の買い物と近い操作感で返礼品を探せるため、筆者のように楽天市場を日常的に利用している方には、使いやすいサイトといえるでしょう。
こんな方におすすめ
- 普段から楽天市場を利用している
- 返礼品のレビューを参考にしたい
- 新しいサイトの操作を覚える手間を減らしたい
同じ返礼品なら、どのサイトで寄附しても同じ?
ここは、ふるさと納税初めての方に特に知っておいてほしいポイントです。
同じ自治体が提供する同一の返礼品でも、ポータルサイトによって寄附金額や受付条件が異なる場合があります。また、商品名が似ていても、内容量や発送時期などが異なることもあるため、比較の際には注意が必要です。
例えば沖縄のマンゴーを探す場合でも、「1kg」「2kg」「先行予約」「家庭用」など、さまざまな条件の返礼品があります。
そのため、サイトを比較する際は次の点を確認しましょう。
- 寄附金額は同じか
- 内容量や商品規格は同じか
- 発送時期や配送条件に違いはないか
- 希望する決済方法が利用できるか
同じ商品だと思って比較したら、実は内容量が違っていた。こうしたことを防ぐためにも、寄附金額だけでなく返礼品の詳細まで確認することが大切です。
結局どのサイトがおすすめ?
ここまで3つのふるさと納税サイトを比較してきましたが、結局どこを選べばよいのでしょうか。私のおすすめは、返礼品を選ぶタイミング・旅行の予定・普段利用しているサービスを基準に判断することです。
※各サービスの利用条件や対象自治体は、寄附前に公式サイトでご確認ください。
ふるさと納税は、どのサイトを利用しても税控除の基本的な仕組みは同じです。
税控除の上限額はサイトごとではなく、その年に行ったふるさと納税の寄附総額です。また、ワンストップ特例制度を利用する場合、寄附先の自治体は年間5団体以内であることなどの条件があります。同じ自治体に複数回寄附しても1団体として数えますが、寄附ごとに申請手続きが必要です。
まずはご自身の目的に合うサイトを選び、控除上限額や各サービスの利用条件を確認して、気になる返礼品を探してみましょう。
初めてふるさと納税される方へ
初めてのふるさと納税は、
- 自己負担2,000円って本当?
- 何が届くの?
- ワンストップ申請って何?
など、不安や疑問も多いと思います。
「ふるさと納税ってお得らしいけど、仕組みが難しそう…。」
私も最初はそう感じていた一人です。
だからこそ沖縄フリークスでは、
初心者の方でも安心して始められる記事を写真付きで分かりやすくまとめています。
5分程度で読めますので、返礼品選びの前に、ぜひご覧ください。
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